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NHK杯全国高校放送コンテスト 創作テレビドラマ部門で鞍手高校が連覇

2025.09.26(金) 掲載

昨年に続いて、今年度のNHK全国高校放送コンテストの創作テレビドラマ部門で、鞍手高校が第1位の栄誉に輝きました。

受賞時の代表者3名のインタビュー記事を転載します。

寒河江陽菜さん:「情報社会の中で自分で考えることの大切さ」を伝えたいということは、最初から決めていました。でも堅いテーマなので、どれだけ面白くしてみんなに伝えられるかが作品作りのポイントでした。
セリフがほとんどない中で、演じるみんなに自分の想像した表情をしてもらおうと、「もっと悔しそうにして!」など無理してやってもらうこともありました。みんなの力で完成した最高の作品です。発表後、会場からの大きな拍手を聞いたとき、作ってよかったなと本当に思いました。
連覇がかかっていてかなり大きなプレッシャーを背負っていましたが、自分の力を全部出し切ろうと思っていたので、優勝できてめちゃくちゃうれしいです。全力を出しきれたのは、やっぱりこのメンバーだったからだと思います。みんなに出会えて本当によかったです!
後輩に伝えたいことは、とにかくみんなで協力して支え合って、いっぱい言葉を交わし合ってほしいということ。悩みを抱え込んだりせずに、何でも話し合える放送部にできることが一番だと思います。
放送部に入らなかったら脚本に触れることは全くなかったなと思っています。でも、仲間と出会って話し合ってぶつかり合っていくうちに、脚本作りは本当に楽しいなと思いました。この先、何をするかは分からないけれど、物語を作ることにはちょっと関わっていきたいなと思っています。

田原ゆいさん:まさか「創作テレビドラマ部門」で連覇すると思っていなかったので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。そして、ここまでみんなを連れてきてくれた監督の寒河江さんには感謝しかないです。連覇がかかっていたことは、彼女にとってプレッシャーになっていたかもしれませんが、寒河江ならやってくれるだろうと思っていました。
テスト中のシーンは、先に映像を撮って後から心の声を当てました。表情がセリフと合っていたのであれば、それは“寒河江マジック”。本当に監督の編集力のおかげです。
今回2連覇しちゃって後輩は今すごくプレッシャーを感じていると思います。Nコンの決勝が終わって、残り1、2週間だけしか部長という立場ではいられないけれど、Nコンで学んだことや感じたことを残りの期間でどれだけ後輩に伝えられるか、後の活動に活かせるかを考えていきたいです。

世良祐輝さん:昨年先輩たちが優勝したこともあって、ことしはどうなのかなという不安がありました。でも頑張った成果が結果に出て、本当にうれしいです。
僕は正直、そこまで演技が上手というわけではありませんでしたが、今回、自分に合う「先生」という役柄やセリフを作り上げてくれた寒河江さんがいてくれたので、僕も全力でやろうと思って、自分なりにできることを頑張りました。
高校生になって初めて「放送」に関わって、こんなに大きな舞台にみんなと来ることができて、そして人に何かを伝える面白さや達成感、楽しさに気づくことができました。僕は、「これがやりたい」と思うことがあんまりなかったけれど、これまでの経験を活かして放送系の仕事を目指したいと思うようになりました。違う進路になったとしても、この3年間を活かしていくような形になっていたらいいなと思います。

書類 (PDF)表彰された鞍手高校メンバー(87 KB)

書類 (PDF)表彰されたニュース記事(276 KB)

リンク 受賞作品「猪突盲信」はこのサイトからご覧になれます。新しくなった制服に違和感を覚える人もいるのでは・・・。

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